旅行とならんでミュージカル大好きな私。学生時代に交換留学で住んでいたロンドンには、今も数年に一度訪れてはミュージカル三昧で過ごしています。二回以上見たことのあるミュージカルも多々。

旅行と同じように、ミュージカルも何が気に入るかは人それぞれです。ここでは私が大好きなTOP4ミュージカルの特徴を紹介するので、観る作品選びの参考にしていただければと思います。
また英語が苦手な人向けに、ストーリー予習用の本や映画も紹介しました。

歌って踊って楽しいミュージカル2作品

コメディ混じりの明るいストーリーで、ポップス系の曲に合わせ歌だけでなく踊りも満載のミュージカル。ミュージカル初心者にはこちらがおすすめ。

Mamma Mia
音楽 ★★★★☆
聞いたことのある曲も多く、ノリがよく楽しい
ダンス ★★★★★
全体的にダンスシーンは多いが、Gimme! Gimme! Gimme! からVoulez-vous にかけてのダンスシーンはミュージカル全体のハイライト。
ストーリー ★★☆☆☆
ストーリーは結構チープ。歌とダンスを楽しむ作品。
セット・衣装 ★★☆☆☆
平均点。2部最初のUnder Attackの衣装や演出が面白い。

おなじみABBAの曲に合わせ展開していく、父親が誰か知らずに育った少女が、母親の日記をこっそり読み、自分の結婚式に3人の父親候補を呼ぶところから始まる物語。
ABBA世代以外の人にも聞き慣れた曲が多く、楽しい音楽とダンスで、見終わったあと幸せな気分になれるミュージカル。五回以上見た私だが、それでもまた見たいと思える。
カーテンコールの時にはMamma Mia, Dancing Queen, Waterlooをメドレーで披露してくれ、観客総立ちでライブ会場のようになる。
下ネタが多いので子供連れにはおすすめしない。

映画化されており、一部オリジナル曲や使われる部分が違う曲もあるが、ストーリーはほぼ同じなので予習に使える。
マンマ・ミーア!(字幕版)
メリル・ストリープ
2013-11-26


ちなみにミュージカルではないが、母ドナが娘ソフィーを身ごもった過去と、ドナ他界後のソフィーの未来を並行して描く映画第二編、Mamma Mia! Here We Go Againもおすすめ。歌・ダンスシーンに一層力が入っており、若き日のドナを演じるLily Jamesの魅力が引き立っている。

Matilda
音楽 ★★★★☆
観劇後頭から離れなくなる巧妙な歌詞と音楽。
ダンス ★★★★★
最後のRevolting Childrenなど、子供たちの大人顔負けのダンスが素晴らしい。
ストーリー ★★★★★
児童小説が原作なので、魅力的でスカッとするストーリー。
セット・衣装 ★★★★★
新しいミュージカルなので、上下する机など現代的なセットや照明も見どころ。

イギリスの児童文学作家Roald Dahlの同名の作品が原作、マティルダという天才少女が悪徳な校長先生と戦う物語。
今回紹介する中では日本人には馴染みのないミュージカルだが、いくつもの賞を受賞しブロードウェイ、オーストラリアでも上演されている人気ミュージカル。ティムミンチンと言うコメディアンが作詞・作曲をしている。
子供たちの大人顔負けの歌・ダンス・演技に注目。子供連れにおすすめだが、大人が観ても楽しい。

原作となった小説はこちら。マティルダが図書館の事務員に自分のストーリーを語る部分など、ミュージカル独自の設定も多い。

歌に聴き入り感動するミュージカル2作品

クラシックに近い音楽で、ダンスはなくストーリも悲劇的。クラシックやオペラが好きな人にはおすすめだが、その他の人にはとっつきにくいかも。

Les Miserable
音楽 ★★★★★
とにかくLesMisの魅力はこれ。ロンドンいちの歌手たちの美声を満喫しよう。
ダンス ☆☆☆☆☆
ダンスシーンはない。
ストーリー ★★★★★
小説が原作、泣けるシーン満載。
セット・衣装 ★★☆☆☆
見すぼらしい衣装が多いので豪華さはない。

世界で最もロングランで、地元民からLes Misの愛称で親しまれるミュージカル。フランス革命後のパリを舞台にしたユーゴーの小説(邦題:あぁ無情)をもとにした作品。
オペラの様にキーとなるメロディーを繰り返しながら、様々な登場人物の掛け合いがなされていく音楽構成がすばらしい。演者もとにかく歌の上手い人を集めているので、そのクオリティはウェストエンドでも抜群。
登場人物がどんどん死んでいく悲劇的なストーリーで、観客からすすり泣く声がいつも聞こえる。

映画版があるのでストーリーや楽曲の予習におすすめ。こちらも映画オリジナル曲などもあるが、ストーリーはミュージカルに忠実。

オペラ座の怪人 Phantom of the Opera
音楽 ★★★★☆
こちらもLesMisと並んで歌の上手い人を揃えている。メインテーマの短調の旋律が癖になる。
ダンス ★☆☆☆☆
前半のMasquaradeという曲では華やかな舞踏会シーンがあるが、ダンスシーンほとんどない。
ストーリー ★★☆☆☆
悲劇的な恋愛ストーリーなので、好き嫌いが分かれる。
セット・衣装 ★★★☆☆
地味ではあるがシャンデリアが落下するシーンや、小舟で移動するシーンなど見所はあり。

こちらも有名ミュージカル。メインの曲は聴いたことがある人も多いのでは。
オペラ歌手のクリスティーヌと、オペラ座に潜む怪人の愛と悲劇の物語。中盤はほぼ怪人とクリスティーヌの二人の掛け合いになっており、個人的には登場人物の多いレ・ミゼラブルの方が好き。

原作の小説がこちら。ストーリーはだいたいミュージカルと同じだが、メロドラマ感があり、私は小説自体あまり好きになれなかった…


以上、参考になれば嬉しいです。
ほんどの方はロンドン滞在中一度しかミュージカルを見ないと思いますので、自分が気に入りそうなミュージカルを選んで楽しんで下さい!