引き続き2010-2011年のイギリス留学時代に訪れたオススメの旅行先を紹介。今回はイギリスお隣のアイルランド。

【総評】
とにかく雄大な自然、そして他のヨーロッパの国々には見られない素朴な人々の暮らし振りが魅力。ここでは今でも私の記憶に強く残っているモーハの断崖とアラン島を紹介。

【基本情報】
イギリスの西部に位置する島国、アイルランド。首都は東部のダブリン。同じ島の北部・北アイルランドはイギリスの領土。
イギリス北部のスコットランドの人々と同じケルトという民族に属し、ケルト人としての強固なアイデンティティを持ち、独自の文化を形成。(ケルト民族の構成については諸説あります)植民者側であった他の西欧の国々と違い、歴史的に飢餓やイギリスの支配などに苦み、貧困を逃れて多くの人がアメリカに移住した歴史もある。
ここでは西方の観光地を紹介。

【項目評価】
穴場度 ★★★★☆
観光客はそれなりにいるものの、自然の雄大さが際立ってあまりうるさく感じない

自然系レジャー ★★★★★
文化系が多いヨーロッパの中でアイルランドは別格。小さな島ながら自然が豊か。

文化系レジャー ★★★☆☆
アラン島はある意味文化系、自然と融合した人々の生活が美しい

フード・ショッピング ☆☆☆☆☆
自然がメインなので買い物するところはなし、ご飯も美味しくない

【自然系レジャー】

モーハの断崖
アイルランドで最も有名と言える観光地。映画「ハリーポッターと謎のプリンス」のロケ地でもある。
120-200メートルあるというギザギザの形の崖に、大西洋の大波が打ち付ける様はまさに絶景。景色だけでなく風や波の音まで含めて自然の雄大さが感じられる。どうやって自然はこんな景色を作り出したのだろうと恐れ入ってしまう。崖沿いに遊歩道があるが、かなり長かったのでゆっくり見たい人は時間をとること。

西部の中心都市ゴルウェイからバスツアーなどが出ている。
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こちらは断崖のそばにあるオブライアン塔。上に登って写真が撮れる。
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【文化系レジャー】

アラン諸島
アイルランド西部にある3つの島々。
アイルランドの実質的な公用語は英語だが、絶滅寸前の土着言語のゲール語という言語が本来の公用語で、そのゲール語が今も話されている数少ない地域ということで、アイルランドの伝統を受け継ぐ島として知られる。(ゲール語はスコットランドでも話されている)
行き方は、モーハの絶壁への拠点でもあるゴルウェイからロッサヴェール港というところに行き、そこから船で45分ほど。飛行機で行くこともできるらしい。

私は3島の中で一番大きなイニシュモア島というところに行き、島中をサイクルして回ったが、景色が美しいだけでなく、そこに住む人々の質素な暮らしが醸し出す島全体の雰囲気がなんとも魅力的で、目的もなくサイクルして回った。

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島中にある石垣は、畑の土が大西洋の強い風で飛ばされないようにするためのものだそう。

アラン島の雰囲気以外の見どころは、ドン・エンガスというモーハの絶壁と似たようなギザギザ海岸線(モーハの絶壁よりは低く迫力に劣る)と紀元前に建てられたという遺跡。
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【フード・ショッピング】
ショッピングを求めて行くようなところではない。食事も伝統料理はあるが、お隣のイギリスと並んで食文化はあまり豊かでない。
敢えていうならアイルランドはギネスビールの本拠地。日本で飲むギネスより飲みやすくて美味しいと思った。

以上、日本からは首都のダブリンでさえ直行便がないのに、さらに西部の島となると行きにくいと思いますが、ぜひ死ぬまでに行って欲しいと思うくらい素敵な場所でした!