セントーサ島の西端、Shangri-laホテルの隣にあるシロソ砦。

あまり知られていない観光スポットだが、シンガポールには珍しい実際の土地と建物を使っている歴史スポットで、日本人が知るべき歴史が詰まっていて日本語の説明も豊富なので、日本人観光客にぜひおすすめしたい。
その上なんと入場無料で、バスやロープウェイで簡単にアクセス可能。


シロソ砦とは

イギリス植民地時代に、海上から来る敵(日本軍を想定)を砲撃して侵略を阻むために作られた要塞。
実際には日本はマレー半島側から攻めてきたため、急遽砲台を北に向けたものの、あまり役に立たたずシンガポールは日本軍の手に落ちた。

スカイウォーク
入り口はスカイウォークと言う高い橋の上を歩く歴史とは関係ないアトラクションになっている。
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11階建て相当ということで、よほどの高所恐怖症でない限り怖いと感じるような高さではない。トラック沿いにはシロソ砦と関連する歴史を説明したパネルがある。
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海側、シンガポール島側どちらを見ても眺めがいい。これが無料は結構お得だと思う。
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シロソ砦の全体像はこちら。
多くの設備があり、第二次世界大戦中のシンガポールについて学ぶ赤・シロソ砦での兵隊の生活につい学ぶ黄色・西端の司令台がメインの青のどれかのコースを選んで回るよう勧められている。
私達は赤を選択。結構広いが、一つ一つ見て回れば歩き疲れる感はない。
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日本占領下のシンガポール
どのコースを選んでも日本人に絶対に見てほしいのは、七番のStore。
シンガポールで暗黒の三年間と言われる、1941年から45年までの日本軍占領下の様子が展示されている。
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民族ごとの扱いの違い、日本語やその他日本文化を通したプロパガンダなど、狭いスペースで簡潔に展示してある。
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中華系・インド系・マレー系・ヨーロッパ系のそれぞれの人達が日本占領下の体験を語る証言ビデオもあり。
日本語はなく、中国語などしかない部分もある、リアルな話が聞けるのでぜひ観てほしい。
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以上。
日本人にとってはあまり気持ちいい内容ではありませんが、だからこそ目を背けず知るべきだと思います。旅行者ではなく、シンガポールに住んでいる人であれば尚更です。

歴史を学んだ上でシンガポール人と接しられるよう、シロソ砦に訪れてみてはいかがでしょうか。