仕事で日本人出向者の福利厚生周りを担当している関係で、シンガポールの歯医者事情について少し詳しくなったので記事にします。

シンガポールの歯医者は高いのか?

全体的に物価の高いシンガポールですが、その中でも歯医者が高いとシンガポール在住日本人が口を揃えて言います。
私の会社でも、そんな出向者の声に応えて、AIAというシンガポールの歯科保険に出向者とその家族全員を入れています。(詳細は後述)

この記事では、シンガポールの歯医者の何が高いのかを紐解いていきたいと思います。

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ローカル歯科医は、保険が効かない分高いだけ
シンガポールには国民保険がないので、自費や会社で保険に入っていない限りどんな治療費も全額自己負担になります。一方、日本では基本的な歯科治療は保険でカバーされているので3割負担になりますね。
従って、日本で健保が負担してくれる7割分、治療費が高くなるのは当たり前なのです。

その分を加味すれば、シンガポールのローカル歯科医で受ける治療費は日本と変わりません。
例えば、ローカル歯科での軽い虫歯治療はSG$50前後ですが、3割負担だったとしたらSG$15、日本円で千円ちょっとですので、日本の相場と一緒くらいですね。

もしこの記事を読んでいるあなたが出向者(またはその家族)だったら、日本の健康保険に入っているはずです。その場合、海外で治療を受けた場合でも健保に請求して7割返金してもらうことができます。
つまり、ローカルの歯医者で治療を受けて、日本の健保に費用請求すれば、日本と変わらない費用で治療が受けられるのです。


日本人歯科医はバカ高い
シンガポールには日本人の歯科医が何人かいますが、こちらの費用はローカルの2−3倍します。日本人が口を揃えてシンガポールの歯医者が高いと言うのは、多くの人が日本人歯科医に通っているせいです。

日本人・日本語が通じるという安心感はありますが、私から見れば日本人歯科医はその様な日本人患者の足元を見て、ぼったくっているとしか思えません。
シンガポールは先進国ですので、医療水準は日本と変わらず高いです。私もローカル歯科医で治療を受けたことがありますが、テキパキと問題なく処置してくれました。

自費で治療費を払わなければいけないのであれば、日本人歯科医に行くメリットはほぼないと思います。基本的な英語ができる人であれば、専門用語はGoogle翻訳などでなんとでもなります。




AIA歯科保険とは

私の会社で入っているAIA歯科保険は、保険でカバーしている基本的な治療なら提携歯科で受ければ自己負担ゼロになります。
非提携歯科の場合は、一定額までなら返金されます。また被せ物など高額の治療はカバーしていません。
会社の福利厚生としての制度なので、個人でこの保険に入ることはできません。

こちらの保険の強い点は、提携歯科であれば幾らでもカバーしてくれるので、日本人歯科の高額な治療費であっても全額カバーされるのです。
しかし、長らくこの保険に入っているにも関わらず、私の会社の出向者からはAIAは使えないという声が多く聞かれました…


Asia Healthcare Dental Centreには行くな
その理由は、AIA提携歯科のうち唯一日本人歯科医が常駐しているAsia Healhcare Dental Centreに全出向者が通っていたためです。

この歯医者、すこぶる評判が悪いのです。私は行ったことはありませんが、高額の治療をすすめて来る、態度が悪い、など他の出向者からの悪評が絶えません。この調子ですからAIAに関しても、本当はカバーされるのにされないと言っているケースなどが想定されます。

皆がこの歯医者に行っていたせいで、AIA自体が使えない保険の様に見られてしまっていたのです。
私は前述の通りローカル歯医者に通っていますが、虫歯治療・抜歯ともに自己負担ゼロでできました。


シンガポール歯医者事情まとめ

・日本人歯科医は高いのでローカル歯科医に行こう

・出向者であれば、7割は日本の健保に請求できる

・AIAはAsia Healthcare Dental Centreさえ行かなければ使える保険、ただし他に日本人の提携歯科医はいない


以上、参考になれば嬉しいです。他の情報をお持ちの方はぜひコメント欄に記入ください!