シンガポール料理として観光客に人気のチリクラブ・チキンライス・バクテー・ラクサの4大料理に関しては別記事でローカルに人気のお店を紹介しましたが、シンガポールにはまだまだマニアックな料理が沢山あります。

主にホーカーで食べられるこれらの料理。
メニューを見ただけでは何?となってしまい、思い切ってチャレンジしたら想像と違う味だったり、はたまた見慣れた料理に逃げてしまってシンガポールならではが味わえなくなったりしがちですよね。

皆さんがホーカーに行った際に参考になるように、ホーカーの定番料理を一挙に紹介します!






麺料理

シンガポールは麺料理がとにかく多い。
ミーで終わる料理名が多いのにはすぐ気付くと思うが、これは漢字で麺または面と書いて福建語(シンガポールで最もよく話される中国語の方言)でミーと読むため。ちなみに標準中国語の発音で麺はミィェン。

チャー・クイ・ティャオ(Char Kway Teow 炒粿条)

米粉でできた平べったい麺を炒めた料理。私が一番好きな屋台フードで、シンガポール・マレーシア人のソウルフード。
ラクサなど米粉麺を使った料理がシンガポールに多いが、この料理で使われるのは丸型ではなく平麺なので、米粉ならではのプリプリした食感が際立って美味しい。
醤油ベースの味付けで、焼きそば感覚で食べれるので日本人には馴染みやすい料理でもある。

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ホッケン・ミー(Hokken Mee 福建麺/面)

その名の通り福建をルーツにしている麺料理で、日本語で海老そばと呼んだりする。
場合によるが、黄色い麺とビーフンの2種類の麺入っていることが多く、二つの食感を同時に味わえるのが日本人には新鮮な感覚。
ホッケンミーと言えば海老というほど海老はまず入っており、醤油ベースのさっぱりした味付けになっている。
ちなみに同じホッケンミーでもマレーシアのペナンに行くと、辛味の効いたスープベースの麺になる。

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ローミー

黄色い麺に黒いソースという見た目の奇抜さ(?)で私も最初は抵抗があったローミー。
黒のとろみのあるソースは酸味やスパイスが効いていて、見た目よりサッパリした味。
具材も半ペンなどシーフードがメインでヘルシー。
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ワンタンミー(Wanton Mee 云吞面)

中国では南部はワンタン、北部は餃子が多いそうだが、南部をルーツに持つ人が多いせいかシンガポールはワンタンが人気(餃子もよく見るけど)。
ワンタンミーはその名の通りワンタンを入れた麺。下の写真左の方の小さく白っぽいものがそうなのだが、日本人が想像するより皮が固めで具が少なめと感じるかも知れない。
細く硬めの麺なので、一緒に出されるスープで好みの硬さにほぐして食べる。味付けは醤油がチリケチャップで、チャーシューが入っていることが多い。
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バクチョーミー(Bak Chor Mee,肉脞面 Minced Meat Noodles)

英語でMinced Meat Noodles(ひきにく麺)。
麺と一緒に茹でたひき肉に醤油ベースのソースをからめて食べる。真新しさは無いが、日本人には馴染みやすい味で、私も昼食によく食べている。
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ヨン・タオ・フ(Yong Tau Foo/Yong Dou Fu 酿豆腐)

観光客が食べるような料理ではないのかも知れないが、ローカルに人気で私も良く食べるのがヨン・タオ・フ。
漢字にある通り豆腐がメインのお店なのだが、私にとって嬉しいのは野菜の入っている料理が少ないシンガポールにおいて野菜を多く摂取でき、しかも油を使わず茹でるだけというヘルシーさ。
注文の仕方に特徴があり、店先に並んでいるお椀とトングをとって、自分の好きな野菜や豆腐を取ってお椀に入れ、お店の人に渡すと茹でて出してくれる。
麺はインスタント麺のようなものを具材の一つとして選ぶか、麺として別に頼むこともでき、茹で汁と一緒にスープ麺にするか、麺と具のみにするかを指定できる。(例えば麺を別でつけてスープ麺にする場合は、Noodle, Soupと言えば伝わる)
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米料理

先述の通り麺料理が多いシンガポール。米料理は少数派だが、マレー系料理から二品、中華系から一品紹介。
ちなみに米と言っても日本の米より大きめでパサパサしている(と言ってもタイ米ではない)ので、日本人の求める米とはちょっと違うので注意。日本のお米が食べたい場合は、高めの日本食料理屋に行かないと食べられない。

ナシレマ(Nasi Lemak)

マレーシア料理として有名なナシレマ、シンガポールにもマレー系人種がいるので、マレー料理として親しまれている(中華系の人も食べる)。ナシは米(ナシゴレンに同じ)、レマはココナッツミルクの意味で、その名の通りココナッツミルクで炊いたお米。
お米の味を楽しむのがメインなので具材は簡素で、揚げた小魚やキュウリにピーナッツ、運が良ければ鶏肉が載っている。

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エコノミックライス(Economic Rice)

これも観光客が食べるものではないけれど、ヨン・タオ・フと似て自分の好きな具材を選べて、野菜が摂りやすいのが特徴。
写真の様に店先に料理が並んでいるので、自分が好きなものを3品前後選んで頼む。頼む時は指差でだいたい通じるが、一緒に主な具材の名前を言うと更に伝わりやすい。お米を一緒に食べたい場合は具材を頼む前に「Rice」といえば最初に盛ってくれる。値段は肉が入っているものと野菜だけのものでそれぞれ設定されている。
こちらもマレー系なので豚肉や種類を使わないハラル料理になっている。

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お粥(Porridge)

日本では病気になった時ぐらいしか食べないお粥だが、シンガポールでは日常的に食べる。健康な時にお粥なんて食べる気しないと思うかもしれないが、シンガポールのお粥はものによっては具だくさんだったり味がしっかりついていて美味しい。
上記二つの米料理がマレー系なこともあり油が多めなので、さっぱりとしたお米が食べたい時におススメ。具材は魚や豚肉などが一般的。

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その他メインディッシュ

まだまだありますホーカーフード。麺・米以外のユニークなメインディッシュを紹介。

キャロットケーキ

にんじんケーキ?おやつ?と思ったら全然違う。立派なメインディッシュ。
麺以外にも米でできたものが多いシンガポール。(中国南部は温暖なため米料理が多いらしい)
こちらも米粉と大根を練って作られたもので、にんじんは入っていないが、大根をWhite Carrotと呼ぶことがあるためこの名がついたらしい。
醤油をかけたブラックとソースがないホワイトがあり、写真はホワイト。
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ロティプラタ(Roti Prata)

シンガポールでは朝食に人気のインド系料理。
ナンがクレープ並みに薄くなったものに、カレーのソース(具はほとんど入ってない)を付けて食べる。チーズや卵が入ったものもありレパートリーが豊富。
日本人にとっては朝食にはちょっと重いと感じるかも知れない。
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カヤトースト

シンガポールの朝食として有名なカヤトースト。
ココナッツミルクで出来た甘いカヤジャムを塗ったトーストと、茹でタマゴ2個という何とも高コレステロールな朝食(笑
ホテルで高いお金を払ってシンガポールと関係ない朝食を食べるより、近くのコーヒーショップに出かけてカヤトーストを食べた方が安いしシンガポールならではの経験になると思う。
カヤジャムはスーパーやお土産やさんで購入できるので、お土産にもオススメ。

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サイドディッシュ系

最後に、主食にはならないけれど、みんなでシェアして食べたいサイドディッシュを紹介。

オイスターオムレット

チャー・クイ・ティヤオと並んで私の好きな屋台フード。(単純にカキが好きというのもある)
名前の通り、そして写真で見てわかる通りカキと卵、そしてパクチーを一緒に炒めてオムレツの様にしたもの。シンガポールでは政府が厳しく衛生面を管理しているし、そもそも火が通っているので食あたりは通常心配しなくて大丈夫。

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サテー

こちらもマレーシア料理としても人気なマレー料理。鶏肉や豚肉を焼き鳥の様に串刺しにして焼いたもの。
甘辛いタレがクセになるおいしさ。
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サンバル・スティングレー

こちらもマレー料理。
スティングレーは英語でアカアジというアジのこと。
サンバルはこれに塗られているマレー料理独特のチリペーストで、写真の通りバナナの葉に載せて出されるのが定番。
場合によるが、通常は日本人でも食べられるほどのピリッとした辛さで、脂身も少なくサッパリして食べやすいのでシェアにオススメ。
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ポピア

シンガポール版春巻き。家庭でも自分達で巻いて食べたりする。
小麦粉でできた皮に、甘く味付けされたニンジンや大根などの野菜、ピーナッツをくるんだもの。
野菜たっぷりながら、根菜メインだからか結構お腹に溜まるので、メインディッシュとして食べても食べ応えあり。

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ロジャ

こちらもマレー料理。ロジャは混ぜこぜという意味らしい。
メインは小麦でできた記事、ものによっては野菜がいろいろあ入っており、そこに甘さ・濃い醤油の苦味・酸っぱさの混ざった馴染みのないタレ。
サラダとして紹介されることがあるが、とてもそんなサッパリしたものではなく、正直私はあまり好きじゃない。

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以上、参考になれば嬉しいです。
シンガポール観光の目玉と言えるグルメ、この記事を参考に、ぜひ色々なシンガポールフードにトライしてください!